<ココチブランド>ソールカスタマイズ、オプション、リペア価格表

 

<オプション価格>

  • サイズオプション :「22.0cm以下」または「28.0cm(ヒール靴は25.5cm)以上」の場合+3,300円 (レギュラーサイズ外の木型作成&使用により)
  • 「ソール裏ゴム貼り」(つま先部分): あり=2,750円、なし=0円。
  • ひもの追加・交換:ろうびきひも=660円、革ひも=1,320円、カントリーシューレース=1,760円

 

 


 

<ソールカスタマイズ>

「ソールカスタマイズ」とはその名の通り、(構造上不可能である一部の靴を除く)kokochi sun3の靴で、ソールの仕様をお客様ご自身のお好みや用途に合わせて自由にお選び頂けるサービスです。(詳細はこの日のブログにてご案内しております。)

「この靴はこのソールでこそつくりたかった!」「足が少し悪いのでやわらかい履き心地のソールで」「同じ靴を買おうと思っていたけどせっかくだから別のソールで」・・・などお客様の様々なリクエストに対して、柔軟にお応えすることができるようになりました。

 

*ソールカスタマイズが可能な靴の種類、価格につきましては、別途お問い合わせ下さい。

 

 

以下は、ソールの一例です。

<マッケイ>

 

<ハンドソーンシングル・シングルレザーソール>

 

<ハンドソーンダブル・ダブルレザーソール>

 

<ハンドソーンダブル・モアフレックスソール> モアフレックスソールの詳細はこちら >

 

<ノルベジェーゼ・ダブルレザーソール>

 

 


 

<おつくり頂いた靴のリペア価格>

※特に記載のないものは両足の価格です。

  • ヒールリフト交換(ローヒール):一層当たり3,630円
  • ヒールリフト簡易交換(ローヒールで削れ方が少ない場合):2,420円
  • ヒールリフト交換(ハイヒール):1,430円
  • ヒールリフト交換(クレープソール):2,640円
  • ソール裏ゴム貼り(つま先部分)交換:2,750円
  • 中敷き交換:1,760円
  • 前中敷き挿入:1,100円
  • かかとライニング修理:3,960円
  • サイドゴアのゴム貼り替え(1面):3,520円
  • オールソール交換(レザーソール):20,900円~(ヒールリフト積み上げは別料金)
  • オールソール交換(クレープソール):13,200円~(ヒールリフト積み上げは別料金)

 

 

<スペシャルレザー一覧:2022年6月更新>

  • 数量限定の新革「ネーブ」

    *アップチャージ(税込): +5,500

    表面には白いパウダーがかかっているように見えますが、これは仕上げでつかわれているワックスで、ベースは染色工程のないベジタブルタンニンなめしによるバケッタレザーで、色は革本来の美しい「ナチュラル(≒ベージュ)」です。 

    靴にしても新品のときは、部分的に真っ白で上がってくるかもしれませんが、しばらく履いていると革の繊維がなじんでナチュラルカラーに変わっていき、経時変化でしっかりと飴色に焼けていくカッコ良いエイジングをお楽しみ頂けると思います。

    同じフルタンニンのバケッタレザーということで、ALASKAと比べたくなりますが、両者の最も大きな違いは、ALASKAがヌバックレザーのワックス仕上げで、こちらのネーブはスムースレザーのワックス仕上げという点です。 

    ヌバックは表革の表面(=いわゆる「銀面」)を剥いでいる革で、そのぶんしなやかでやわらかい傾向があり、また銀面がないのでマットでしっとりした表情になります。定番レザー「ALASKA」はこちらです。 

    一方、スムースレザーでは銀面がそのまま残っているので、ヌバックに比べると新品時はハリ感が強く、何より光沢がありスタイリッシュな印象があります。新革「ネーブ」はこちらです。

    私たちは既に実物のサンプルにも触れていますが、コシもあってツヤ感もあり、乾いた感じもまったくないので、質はしっかり良さそうと感じます。「日に日に焼けていくフルタンニンの上質なナチュラルレザーが欲しい」というお客様にはうってつけです。 

    厚みは、肉厚なALASKAと比べても同じくらい(2.53mm程度)あり、その意味でもかなりしっかりとした革です。

    このネーブを使用する際のオプション価格は+5,500(税込み)で、ALASKAと同額です。ALASKAと同様、革の在庫は常に不安定で、今回限りとなる可能性もあるそうです。基本的には先着順ですので、つかってみたいというお客様はぜひお速めにご検討下さいませ。 

  • ヴィテッロ・フィオーレ (BLK、NVY)

    *アップチャージ(税込): +13,200

    革が好きな人であれば100人いれば100人が知っているという、イタリアが誇る世界で最も有名なタンナーの1社であるGUIDI&ROSELLINI(=以下、単にGUIDI)による、「仔牛の花」という粋な名前の付いた、彼ら独自のバケッタ製法によるナチュラルなカーフレザーです。

    もともと在庫が不安定だったため、店頭に足を運んで下さった方にのみブラックをご紹介させて頂きましたが、現在はそのブラックに加えて、とんでもなくカッコ良いネイビーがラインナップに加わっています。

    ブラックと並べて撮影しても、色味の違いがわからないくらいダークな色味のネイビーです。信じられないほどカッコ良いので、ぜひ実物をご覧頂きたいです。

    GUIDIレザーならではのオイリーでヌメッとした質感と、表面を覗き込んでも見えないくらいのキメの細かさが素晴らしく、この最高峰の高級レザーをココチブランドが扱うと聞いたときには、「ついに!」と身体が震えるほどのモーレツな興奮を覚えました。 

    GUIDIレザーといえば、その豊かなエイジングがその最大の魅力です。新品時はマットなその質感は、おそらく履き込まれてていくにつれて、美しくナチュラルな光沢を放つ、つややかな表情に育っていくはずです。それもご存分にお楽しみ頂きたいと感じます。 

  • ジオラマ (MAP、SNOW、BLK、NVY、BRN)

    *アップチャージ(税込) MAP11,000円、SNOW5,500円、その他±0 

    THE LANDSCAPESのデザイン&制作と強くリンクして生まれた、ココチブランドオリジナルのヴィンテージの「ニベ革」です。 

    ニベ革とは裏革で、本来はタンニング(=皮を革として生成する工程)で整える毛足をあえてそのままにして、荒々しくワイルドな表情のままになっている革のことです。(美しく整えられた裏革が、一般的にスエードと呼ばれます。) 

    それにしても、ココチ流ニベ革は強烈なまでに荒々しく、それゆえに雄々しくたくましい表情に仕上がっています。THE LANDSCAPESだけでなく、それこそTHE HIKEや別のモデルでつかっても絶対にカッコ良いです。ヴィンテージレザーならではの「奥行き」のようなものも感じます。 

    このあたりの詳細につきましても、森田さん自身が語るTHE LANDSCAPESのページで紹介されています。 

    特に”MAP”という名前のついた、森田さん自身が後染めで加工している独特の色について、革の名前が「ジオラマ」となった経緯も含めて、ぜひご一読頂けましたらと思います。 

    *THE LANDSCAPES~その製法や素材について >こちらから

    *創作ストーリー~kokochi sun3 THE LANDSCAPES 「空から見下ろす景色と靴と」 >こちらから

  • ジビエ (NAT)

    *アップチャージ(税込) 5,500

     野山や森で、あくまで人間にとっての「害獣」として駆除されているイノシシ。肉は駆除する方々当人であったり、特別な卸先であったりで調理され料理として振る舞われているそうですが、これまでその皮は「産業廃棄物」として処理されているそうです。 

    森田さんが普段から親しく付き合うタンナーがその現状をみて、その皮をすすんで引き取った・・・は良いものの、分厚くカチカチに固いその皮は、徹底したタンニングによって「革」にしてもなお、扱いにくい素材だったようです。 

    タンナーからこの革の使い道について相談を受けた森田さんは、その状態のジビエの「革」を自分の工房で自身の手で、革靴の素材としてつかえるものに加工し、タンナーと繰り返し検討を重ねてその状態で納品してもらえる見通しが立ったそうです。 

    森田さんは、このジビエレザーについて、とても興味深い話をしてくれました。 

    「単に『皮』を『革』にしただけの状態で、二次加工はほとんど何もしていない状態です。それなので、10足つくって10足納品して、たとえば5年後・10年後に『全員集合!』とできたら、絶対に11足違う表情に育っているはずなんです。色も違うだろうし、表情も違うと思う。そんな風に、お客さんと一緒にストーリーをつくっていける、すごくおもしろい革だと感じているんです。」  

    私たちインタレストは、このナチュラルさが極まったジビエレザーと、美しさが極まったヴィテッロ・フィオーレとが同時にラインナップされ、そしてまったく同じモデルの靴で採用できるというココチブランドの多様性・柔軟性に、改めて底知れないワクワク感を覚えました。 

    このジビエレザーは、THE HIKEのサンプル1足で採用されています。森田さんをして「絶対にこの革をつかってTHE HIKEをつくりたかった」と言わしめる作品、こちらもぜひ店頭でその実物をご確認下さいませ。

  • La Strada(ラ・ストラーダ):2021年にリリースされたオリジナルレザーです。姫路市の山陽レザーでなめされています。

    山陽レザーというと、「ピットタンニング」という原初的なベジタブルタンニンなめしで有名です。それは現在では全国でも数カ所しかないという、原皮をタンニンにつけるピット槽をつかって、たいへんな手間暇と時間をかけてなめす(=「皮」を「革」にする)工程です。

    ハリとコシがしっかりとありながらも、やわらかくしなやかで、程よくオイリーで、色艶も良く、繊維も均一で美しく。ココチブランドのオリジナルレザーの中でも屈指のクオリティではないかと思います。長年の高強度の使用(←革靴として)にもきっと耐えるであろう頑丈さも、間違いなく備えています。(=詳しくはこちら
  • ALASKA(アラスカ):2020年のオリジナルレザーです。+5,500円 or 8,800円のオプション料金です。

    アラスカはもうリリースされてから複数年経つので、ココチブランドを見て下さっているお客様からすると定番レザーになりつつあると思います。ブランドがラインナップしているすべての革でも屈指のナチュラルレザーで、イタリアのタンナー”La perla Azzurra(ラ・ペルラ・アズーラ)”社製の強靱なバケッタレザーです。 

    この革については、この日のブログ記事をぜひご参照下さいませ。

    当時ご紹介したこの革の魅力については、お客様の足元でエイジングを重ねるのを拝見している今にいたっては、そのとき以上に素晴らしいものと感じています。

    在庫している色のラインナップは常に変動していて、現在おつかい頂けるのはPNKNATIVORYDKBRNGRYBLKBLU7色です。

    リリース当初は期間限定レザーだったのですが、ともに評判が良いため、在庫が安定している色を中心に森田さんがストックしてくれるようになっています。いつまでおつかい頂けるかわかりませんので、ぜひあるうちに採用頂けましたらと思います。 

    (とにかくよく焼ける革なので、たとえばピンクとラズベリー、あるいはナチュラル・アイボリー・グレーあたりは、1年くらいすると同じような色に育っているかもしれません。このモーレツなエイジングの楽しさも唯一無二でアラスカでしか味わえませんので、ぜひご賞味下さいませ。)

    イタリアはトスカーナ地方。「ベジタブルタンニンなめし」の、とりわけこの地方に中世(13~14世紀頃)から伝わるといわれる伝統的な「バケッタ製法」による高級レザーの産地として、世界中にその名がとどろきます。
    その地方に点在するタンナーの一角である”La perla Azzurra(ラ・ペルラ・アズーラ)社の職人たちがすべて手作業で生み出す、世に名高いいわゆる「バケッタレザー」です。

    バケッタ製法の最大の特徴は、ベジタブルタンニンで丹精込めてなめしたレザーにもうひと手間、動物や魚の脂をたっぷり加えるという点にあります。そのためバケッタレザーはとてもオイリーで、触ったり揉んだりするとヌメッとする独特の質感があります。

    また、「ベジタブルタンニンなめし+たっぷりの脂」なので、色味についても風合いについても「革界随一」といえるきわめて豊かな経時変化(エイジング)を見せます。これまでココチブランドでご案内してきたすべてのレザーの中で最もオーガニックであり、革好きの方にはたまらない、最高に楽しい革であると思います。

    ALASKAの原皮はショルダーレザー(=牛の肩)で、しっかりとした厚み(=2mm)があり強度もきわめて堅牢でありながら、ベンズ(=牛の背中)に比べると硬さと重さはほどほどで、実際ALASKAも新品時からやわらかく履きやすいです。靴という「足を守る道具」の素材としてつかわれるのにうってつけともいえます。

    機能面では、特に脂がたっぷり乗った新品時には、強い水圧で大量の水をかけてもすべて表面で弾いてしまってまったく濡れないという利点もあります。なお、やはり十分すぎるくらいに脂がたっぷり乗った新品時からしばらくは、クリームなどはむしろ入れない方がよく、ケアの手間がとても少なく済むのも嬉しいです。(=詳しくはこちら)

 

  • Kudu(クードゥー):2019年新作のオリジナルレザーです。+5,500円 or 8,800円のオプション料金です。

    KUDUというのは日本語で「クードゥー」「クーズー」などと呼ばれる、見た目はヤギに似たウシ科の動物で、まずはとにかくその裏革(=スエード)の美しさに定評があります。発色が実に鮮やかで、なでるとベロア生地のようなつややかな光沢が上がります。やわらかく柔軟性にも優れており、かつ起毛皮革なので防水スプレーを用いれば雨の日でも安心して履いて頂けます。

    一方、流麗で上品な裏革とはまさに好対照で、その表革については俗に「トラ」と呼ばれる強いシワやアタリが革全体に縦横無尽に走っていて相当に野性的です。もちろんどの色の表or裏を、どの靴向けにつかうかは、お客様皆様が自由にお選び頂けます。 

    ワイルドな表革の荒々しさ、端正な裏革の上品さ、そしてその極限的なやわらかさ。いま、ココチブランドの靴をパーソナルオーダー頂く際に、インタレストで最も採用率の高い革がKUDUレザーです。

    現在安定しておつかい頂けるのは、CAM・DK-BRN・BLK・GRNの4色です。

    銀面(=表革の表皮)を残した状態だと、俗に「トラ」と呼ばれる強いシワやアタリが革全体に縦横無尽に走っていて、もちろんタンニング(=「なめし」の工程)の仕方にもよりますがシボ感も強いことが多く、流麗で上品な裏革とはまさに対照的で野性的な印象です。いかにもzanpanoやhold-on hi、トレッキングブーツなどのワークブーツとの相性が良さそうです。(=詳しくはこちら) 

  • cero(セロ):2019年新作のオリジナルヌメ革です。

    「ヌメ革」とは広義では「ベジタブルタンニンなめしによってつくられた革」を意味します。その大きな特徴として、「いかにも革らしい有機的な表情」と「分かりやすいエイジング(=育てがいの大きさ)」の2点が挙げられます。中でもceroのナチュラルは、狭義の「ヌメ革」である「ベジタブルタンニンなめしによってつくられた染色されていない牛革」に相当し、美しい飴色に焼き上がるという、ヌメ革の象徴的かつ典型的な素晴らしいエイジングを見せます。

    また、ceroには一般で流通しているヌメ革ではあまり見られないもう一工夫があります。「最終仕上げのプレス(=これを施すと皺のない、ツヤのある一般的なヌメ革になります)を極力せず、革本来の質感である皺や、しなやかさ、素朴さが出るようにしました。オイルをたっぷり含んでいるので、鈍いツヤ感が出ています。」(森田さん)(=詳しくはこちら)

 

  • アノネイ:あまたのラグジュアリーブランドをその顧客として名を連ねる、フランスの世界的タンナーによるレザーです。(+9,000円のオプション料金) キメが細かくなめらかで、美しい光沢を放ちます。ボックスカーフですので、はじめから比較的やわらかいです。(=詳しくはこちら)

 

  • イアン:2018年新作のドレスシューズ向けのオリジナルレザーです。オーバーキップをクロムなめししたレザーで、アッパー・ライニングでつかえます。ブラック・グレー・ナチュラル・ブラウン・マスタードの全5色です。(=詳しくはこちら)

 

  • トーマス:2016年新作のオリジナルレザーです。ターコイズ・キャメル・ブラウン・ネイビー・ブラックの全5色。しっとりとした雰囲気のオイルドレザーで、はじめからやわらかくて軽く、きめ細かいです。クロムなめしの後にタンニンなめしをほどこし、内側から焼けるような経年変化も楽しめます。(=トーマス・ブラックのケアの事例はこちら)

 

  • インディヌバック:2015年新作のオリジナルレザーです。インディの銀面(=革の表皮)を、タンナー(=革をつくる工場)でごく薄くすいて、まるで新品のヌメ革のようなやわらかで淡いベージュ色に仕上げたものです。(=詳しくはこちら)

 

  • ハンコック:2014年新作のオリジナルレザーです。「キップ」という生後6ヶ月~2年の牛の革を、タンニンをたっぷりつかってなめして、そして裏革にオイルを入れて毛を寝かせています。新品時からユニークな風合いで、革がなじむと表面が焼けたり、寝ていた毛が起きてスエードの風合いになったり、クリームを入れると表革の表情に戻ったりという経年変化・お手入れも楽しめます。ベージュはタンニンだけの色なので、いずれ飴色に近い色味に焼ける変化を見せてくれます。(=ハンコック・ブラックのケアの事例はこちら)

 

  • インディ、インディ・マット:2013~2014年新作のオリジナルレザーです。インディはツヤのあるきれいめなレザーで、それを加工してマットな表情にしたのがインディ・マットです。インディ・マットにはツヤがなく、適度なシボがあります。いずれも鹿革のようなやわらかさが魅力です。

 

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