*大きい画像をクリックすると、左右にスライドして次の画像をご覧頂けます。

kokochi sun3 / SE hold-on hi (26.0cm、牛革ブラウン×ダブルレザーソール)

¥66,000
フィッティングガイド

デザイン:ラ・ストラーダ+ダブルレザーソール

サイズ:26.0cm (普段26.0cm〜26.5cmを中心に履かれる方にオススメのサイズ感です)

 


<この靴の詳細>

アッパーはブランドオリジナルの「La Strada(ラ・ストラーダ)」という牛革です。

ソールはダブルレザーソール仕様(ゴム貼りあり)です。レザーソールなので通気性がとても良く、なじむとその方の足なりになって、本当に履き心地が良くなります。

 

「ラ・ストラーダ」については、この日のブログで詳述しています。

 

La Strada(ラ・ストラーダ)」~「サスペンダオイル」をブランドオリジナルで復刻

 

この靴との再会に衝撃を受けたという森田さんは、当時サスペンダオイルをつくっていた姫路市のタンナー(=革の生産工場)である「山陽レザー」を訪ね、今度はブランドのオリジナルレザーとしてこのサスペンダオイルの復刻に挑むことになります。

山陽レザーというと、「ピットタンニング」という原初的なベジタブルタンニンなめしで有名です。それは現在では全国でも数カ所しかないという、原皮をタンニンにつけるピット槽をつかって、たいへんな手間暇と時間をかけてなめす(=「皮」を「革」にする)工程です。

「東の栃木レザー・西の山陽レザー」と全国にその名がとどろく有名タンナーである山陽レザーに単身乗り込んだココチ(心地)を聞くと、「いや、フラ~ッと、こんちは~って。笑」と、森田さん。

かくして、「日本が誇る山陽レザーがつくるココチブランドのオリジナルレザー」である「La Strada(ラ・ストラーダ)」が誕生したのです。

率直にいって今回誕生したラ・ストラーダ、これは既に革サンプルを手にしているのですが、私たちの知る限り、ココチブランドのオリジナルレザーの中でも屈指のクオリティではないかと思います。

ハリとコシがしっかりとありながらも、やわらかくしなやかで、程よくオイリーで。色艶も良く、繊維も均一で美しく。長年の高強度の使用(←革靴として)にもきっと耐えるであろう頑丈さも、間違いなく備えています。

(当店の過去のブログより引用)

 

 

 

★「SEシリーズ」とは?

 

今回からkokochi sun3のラインナップに、新たに「SE(エスイー)シリーズ」が加わります。

SEシリーズは、ひとことでいうなら、靴作家・森田圭一が制作するハンドメイド靴に「興味がある」という多くのお客様の、「欲しいけど高額で買えない」という声にお応えすべく、これまでよりご検討頂きやすく、お求め頂きやすい価格設定でご提供する靴たちです。

SEシリーズには、大きく以下の3つの特徴があります。

 

  • 既存の人気モデルをベースに、見た目はそのままに、オリジナルと比べて実質的に4~5割低い価格を設定
  • 製法や素材、工程、ディテール、あるいはオーダー方法まで、文字通り抜本的に見直すことでローコスト化を実現
  • 低価格化しても、ブランドが掲げる「何年も、何十年も」履けるハンドメイド革靴としての機能性は維持

 

(当店ブログより引用)



見た目はオリジナルの「hold-on hi」そのもので、価格はなんと税込みで6万円台。オリジナルは、同じソール裏ゴム貼りの仕様でオーダーすると税込みで約11万円となります。

 

 

 

 

★hold-on hiはインタレスト限定の人気定番靴です

 

hold-on hiは、2014年に誕生した当店インタレスト(+森田さんの工房)限定で販売している特別なモデルです。

インタレストをオープンして間もない頃、森田さんが「ショップのオリジナルモデルをつくりませんか?」と提案してくれて、デザイン面を私たちスタッフに一任してくれました。

そこで私たちはまったく迷うことなく、「靴作家が本格的なハンドソーン製法でつくる、デザインはこの上なくシンプルな機能的なワークブーツ」というコンセプトを発想し、それを森田さんに伝えてデザインに落とし込んでもらいました。

最も重視したのは、「自分たち自身が心から履きたいと感じる靴(=お客様に本気でオススメできる靴))」であること。

当時も今も大のワークブーツ党である私・店長Dですが、森田さんと出会うまではハンドソーン製法によるそれは所有しておらず(=すべてグッドイヤー製法の靴でした)、「ハンドソーンのワークブーツなんて、こんな贅沢あっていいの?!」と、想像するだけで震えるほど興奮したことを覚えています。

また当時のkokochi sun3は、今よりももっと「森田圭一」という作家性が前面に打ち出されていて、だからこそ私たちが徹底的に機能性・・・すなわち履き心地の良さ・脱着のしやすさ・悪天候での耐久性・お手入れや修理のしやすさ・・・などに特化することで、対照的な存在感が出るとも考えました。

企画段階から考えるとおよそ10年間、hold-on hiは、ありがたいことに今もとても多くのお客様に履いて頂いています。この靴を今回、kokochi sun3のSEシリーズの第1段モデルとしてご案内できることに、大きな喜びと誇りを感じています。



★この靴の詳しいご説明はこちら(当店ブログ) >

 


【 kokochi sun3 / kokochi sqir (ココチサンサンサン/ココチスクイル):レディース・メンズ 】
靴作家・デザイナー:森田圭一

靴作家&靴デザイナー・森田圭一さんが1足1足ゼロから制作する、ハンドメイド革靴のブランドです。
お好みのモデルを、お好みの革&色で、足型を取って木型と合わせるジャストサイズでオーダー頂けます。
森田さんは常に「履く人の側」に立って物事を考える、クリエイターとしては希有な人柄です。
そんな森田さんにしか生み出せない、私たちの心をくすぐるユニークなデザインと、彼によるハンドメイドだからこその「一人ひとりにとっての履き心地の良さ」を、一生涯味わって頂けます。

 

ページのトップに戻る