*大きい画像をダブルクリックすると、左右にスライドして次の画像をご覧頂けます。
素材:コットン100%
サイズ:1
・着丈70cm、身幅54cm、肩幅48cm、袖丈53cm
1, オススメポイント
「Robes&Confectionsの22AWの無地シャツ」が、こちらオーガニックコットンシャンブレーシリーズです。
このシリーズは、まずは生地萌えです。私たちが生地に触れて、そのマットでモチッとした独特の触れ感と、不思議な立体感のある色味に「これは何の生地だろう・・・」と考えていると、デザイナーの土屋さんが「これ実はシャンブレーなんです」と話してくれました。
シャンブレーといえば、経糸と緯糸で違う色で織られ、かつインディゴの糸をつかう青い生地が有名です。私たちが驚いていると「生地をよく見てみて下さい」と言われたので、生地の間近で見てみると、2色の糸がつかわれていることに気づきました。
この糸の2色づかい非常に効いていて、生地としての発色がとても格好良いです。色の中にも渋みがあって素敵です。
具体的には、生地としては4色展開で、オフホワイトはホワイト×生成り、レッドはレッド×ブラック、ブルーはブルー×ブラック、ブラックはブラック×チャコールのそれぞれ2色の糸で織りこまれています。
またベースとなるオフホワイトの色味も、実はすごくカッコ良いです。ひとことで言うなら「生成り」ですが、実物はホワイトとイエローが浮き上がってくるような臨場感があります。またこの色だと、着用や経時変化によるいわゆる「黄ばみ」はほとんど目立たなさそうというのも嬉しいです。
さらにこの生地、「正真正銘」のオーガニックコットン100%によるシャンブレー地なのです。「残念ながら、こう明言できること自体がとても珍しいのが現状です」(土屋さん)。
近年多く聞かれるようになった「オーガニックコットン」ですが、現在はその「偽物」が多く出回っていることが、アパレル業界できわめて大きな問題になっています。
このシリーズでつかわれているコットン生地は、糸の状態はもちろん、紡績工場や輸送会社、綿花が栽培された国や地域、そしてそれらのプロセスを経た具体的な日時、さらにはフェアトレードかどうかも含めて、すべてデータとして完全に遡れるという「正真正銘の本物」(土屋さん)なのだそうです。
私たちは土屋さんから、管理する組織名も含めてかなり細かく説明を受けたのですが、このことがいかに問題になっているかを目の当たりにした心地になりました。
さて、素材好きにはたまらない、この独特な質感&色味のオーガニックコットンシャンブレー地で、こちらは新型のラペルの付いたダブルジャケットタイプの形です。
この形を、シャツ生地で縫製してしまうこと、そしてシャツ生地でも縫製できるパターンを引けることが、Robes&Confectionsのすごいところです。
このシャンブレー生地は厚みこそ普通のシャツ生地なのですが、マットでモチッとしているとても独特な質感をしているので、この形になっても違和感がありません。
着心地は軽やかなシャツorはおりで、ジャケットを着ているかのような「きちんと感」があります。シャツとしても、はおりとしても着られます。
ベルトでウエストを絞ったり、前を開けて着たり、様々なアレンジができます。
ボトムスもパンツ、スカート、ワンピースなど様々なアイテムに合う万能アイテムです。
2, サイズ感と着心地
着用画像は、身長160cmのスタッフYが着ています。
色違いのレッドのスタイリング画像の通り、はおりとしても、ジャケットの下にシャツとして着ることもできるとても便利なアイテムです。
【 Robes&Confections (ローブスアンドコンフェクションズ) とは】
デザイナー:土屋郷
大黒柱である確かなテーラリング技術に、時代時代の「ファッション」のエッセンスを巧みにブレンド。常に「いま」を感じさせるカジュアルテーラードのスタイルを主軸にしています。
メンバーの大半がパタンナーというプロフェッショナルたちが長年のキャリアを積み重ねて、いまではワンピース・スカートなどのレディースウェアからメンズラインまで総合的に、素材とパターニング&カッティングにとことんこだわったコレクションをリリースしています。