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素材:モヘア40%・アルパカ25%・毛35%
サイズ:2(ワンサイズ)
1, オススメポイント
南アフリカのキッドモヘヤと、ペルーのアルパカと、オーストラリアのウールを合わせ、起毛加工することで、毛足感が生まれ、とても柔らかい風合いになった糸を使用しています。
繊維が非常に細いため空気をたくさん含み、とてもあたたかいという特長があります。毛玉もできにくいです。
編み方もmuucらしいこだわりの模様に仕上げています。
(ブランド資料より)
前秋冬シーズン21AWにグリーンとライトグレーの2色で展開され、パーソナルオーダーも多く頂いた上、店頭のフリー在庫も完売した、一度着たら買わずにいられない極上の高級糸で編まれたシリーズです。
以下、前秋冬シーズンの展示会レポートからの引用です。
muucが秋冬シーズンのニットで多用するモヘヤについて、デザイナーの村松さんが「うちのは本物のモヘヤですから。『モヘヤ風』ではなく糸がモヘヤです」と強調して話してくれました。
確かにモヘヤというと、「毛先が肌に当たってチクチクする」「醜い毛玉になりやすい」「毛が抜けやすい」等の、本当は間違っているイメージで語られることが多いです。
ただそれらのほとんどは、質の悪いウールが混ざっていたり、ひどいものだとアクリルがつかわれていたりするもので、そういう質の悪い『モヘヤ風』が存在するからだというのが、村松さんと私たちの共通した見解です。
「本物のモヘヤは、むしろ肌に優しく、温かく、軽く、嫌な毛玉にもなりにくい、とても上質な糸です。そのぶん高価なので質の悪い『モヘヤ風』が増えてしまっているのですが、うちのニットを通してモヘヤの素晴らしさをぜひ知って頂きたいです」(村松さん)。
今季は色も模様も変わって、色はグレー・ブラウンの2色展開です。
画像でその質感や、またきわめて独創的な編み模様もぜひご確認下さいませ。(このブランドはリブニットをつかわずに袖先や裾をつくってしまいます。)
このシリーズは羽衣のような質感で、重さは感じません。チクチクもありません。色違いを買い足して下さった方もいらっしゃるというシリーズです。
カーディガンはゆったりサイジングで、ふんわり空気をまとうように着られます。形はフェミニンすぎず普通すぎずでとてもバランスが良く、どんなスタイルとも難なく合わせて頂けます。
正面の大きなシェルボタンもとてもきれいです。
2, サイズ感と着心地
着用画像は、身長160cmのスタッフYが着ています。
【 muuc (ムーク):レディース】
デザイナー:村松啓市
15年のキャリアを誇るeverlasting sproutが生まれ変わり、20SSより新ブランド「muuc(ムーク)」として新たなクリエイションを開始しています。
デザイナーが強い自負を持つ「色づかい」の魔法による、楽しくもオトナで上品な洋服たちは、たとえば裏返して縫製を確認しても驚くほど丁寧で、実はとことんこだわって作り込まれています。
ニットのプロフェッショナルであるデザイナーによる唯一無二のクラフトニットだけではなく、刺繍・ジャカード織り・プリントなどによるオリジナルの柄生地のシリーズ、オン&オフの普段づかいに欠かせない無地生地のシリーズと、全カテゴリできわだつ魅力を放ちます。