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Leh / アルスター・リネンロングコート(生成り、サイズS)

¥89,100
フィッティングガイド

ブランド表記:Ulstar Long Coat

素材:(表地)リネン100%、(裏地)キュプラ60%・コットン35%・ポリウレタン5%、(一部)コットン100%

サイズ:S
・着丈114cm、身幅67cm、肩幅49cm、袖丈62cm



1, オススメポイント

前季22AWシーズン、Lehで最も多くのお問い合わせを頂いたのが、アルスター・ウールロングコートでした。以下がそのときのブランドの説明で、デザイナーの強い自負が感じられます。

 

起毛を施した肌触りの良いウール生地を使用した、上襟が下襟よりも大きいアルスタータイプ&ダブル仕様のロングコート。

フロント前端の裾はいせ込みする事で身頃が自然と逃げるように施している。襟とラペルを少々低めに設定した事で程よい抜け感が表現されている。取り外し可能の共地ベルトと取り外しラペルは全体のアクセントポイントとなる。

美しい縫製技術とパターンメイキングは私の中で今シーズン1番のお気に入りです

大人を感じさせる男女問わず羽織って頂きたい一着。

(22AWコレクションのブランド資料より)

 

私自身も美しいシルエットと生地の質感に一気に惚れ込んでしまったのですが、生地と縫製に一切の妥協がなくやや高価なプライシングでした。

それでも多くのお問い合わせを頂いて、入荷後すぐに男性のお客様のもとへ嫁いでいきました。かえすがえす、すごいコートです。

 

その大注目のアルスターコートが、厚みのある高級リネン地&キュプラ混の総裏地のライトコートとして、23SSシーズンでもリリースされています。マイナーアップデートも含めて、これがまたとんでもなく格好良い仕上がりです。

色は生成りとブラックの2色展開です。

今回のマイナーアップデートで一番光るのは、袖先の「アース・カタログ」のパッチと、ライナーのレイヤーデザインだと思います。この最高に格好良いコートを、(冬物に比べて)長いシーズン着られるというのは嬉しすぎます。

22AWのウール地と比べると価格的にも相当やさしいので、ぜひお見逃しなくご検討下さいませ。

 

ちなみに、身頃に重なるように付いている部分は、取り外し可能なパーツになっていて、これを取って着るとよりスッキリした見え方になります。

ベルトは取り外しもできます。内ポケットもついています。

裏地はさらさらとしてなめらかで、袖を折ってきたときに見えても美しいです。

 

 

 

★”Whole Earth Catalog”のモチーフについて

 

23SSコレクション全体に広く採用されている、新聞の切り抜きのようなモチーフについて。

これは、1960年代に発刊された”Whole Earth Catalog”というアメリカの雑誌で、同国のヒッピーカルチャーや日本のサブカルチャー、また世界中の多くの偉人の人生や思想に、多大な影響を与えたとされるものです。

その一人である故スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式でのスピーチで引用した”Stay hungry. Stay foolish”という伝説のフレーズは、この雑誌の最終刊の裏表紙にあったものです。(このフレーズそのものが、このアイテムにも採用されています。)

Lehの23SSコレクションでは、この「アース・カタログ」が全面的or部分的に、たいへん多くのアイテムに引用され、とても印象的なアクセントになっています。まるで古紙のような風合いでプリントされていて、最高に格好良いです。

 



2, サイズ感と着心地

スタイリング画像は、身長160cmのスタッフYが着ています。

ユニセックス仕様で長めの袖丈は、ぐるぐると折って着ても格好良いです。

 

 

  

【 Leh (レー) とは】
デザイナー:三上卓也

感性を磨き続けるため、あるいは現地でモノ作りをするため、デザイナーは1年のうち長い日々を海外ですごします。
彼らの洋服は、ときには国産の上質な生地をつかって、国内の優秀な縫製工場で仕立てられ、ときには海外の手紡ぎ手織りのクラフト生地をつかって、海外の職人の手縫いで生み出されます。
それはときにはモードの顔つきで、ときにはヴィンテージの顔つきで、まさにノージャンルかつボーダレス。
一個の労働者・職人として真摯な手仕事に取り組むという一貫した姿勢が、揺らがぬ大黒柱です。