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ブランド表記:Quilted China Jacket
素材:(表地)レーヨン100%、(表地2)ポリエステル100%、(裏地)カディーコットン100%、(別布)コットン65%・ポリエステル35%、(一部)コットン100%
サイズ:S
1, オススメポイント
オリエンタルなベロアキルティング生地をオリジナルで作成。ボリュームと保温性を出す為、更にシンサレート160gを挟み込んだ。しっかりと防寒性を高めながらも軽くしなやかな一着。
ベロアのしっとりとした質感は高級感がある。裏地にはオーガニックカディーコットンを使用、肌にも優しい。
前立に付いた紐で自由な着こなしが楽しめる上、リバーシブル仕様。より多くの方に手をとって頂ければ幸い。男女等わずオススメのアウターです。
(ブランド資料より)
機能としては完全なヘビーアウターで、米国3M社製の高級人工中綿「シンサレート」がつかわれていて、ダウンジャケットの代わりになる最高レベルの保温性があります。そしてこれは申し上げるまでもなく、冬物アウターとは思えないくらい軽いです。
こんなにステキなダウンジャケットは、今まで見たことがありません。
まずはなんといっても、ブランドがこの1品番だけのためにオリジナルでつくった、オリエンタルなボタニカルプリントがなされたベロアのキルティング生地。とても軽くてやわらかく、肌に当たるベロアの風合いも抜群に心地良いです。
光の色や当たり具合によって本当に様々な表情を見せてくれて、麗しいです。
ディテールについて、まず目を惹くのは前身頃と後ろ身頃上部のベロア素材の「ひも」です。前も後ろも基本的には飾りで(←前身頃には別にスナップボタンが付いています)、これを結んだり流したりで、ジャケットを着たときの雰囲気と見た目が大きく変わります。
また裏地もとてもステキで、これはインド産の手紡ぎ&手織りのオーガニックカディコットン地に木版(もくはん)プリントがほどこされた生地です。さらにウエスト部分にドローコードが通っているという圧巻のこだわりぶり。
私たち自身、上掲ブランド説明を読んでビックリしたのですが、このジャケット、なんとリバーシブルの仕様なのですね。裏地の生地がそのままシャツにしたいくらいステキだったので、「なるほど、そういうことか」と合点がいきました。
私たちが最も魅力を感じたのはこのアイテムの独特な機能性と立ち位置で、着るととても分かりやすいのですが、ウールメルトン地の「ジャケットコート」のような雰囲気です。コートと呼ぶには雰囲気が軽すぎますし、ジャケットと呼ぶにはコート感が強くて。価格的にも高価すぎずに絶妙です。
ウールメルトン生地というと重くて分厚いイメージがありますが、このジャケットでつかわれている生地は、比較的軽くて厚みもそこそこです。(袖先をロールアップするのも容易です。) それなので、「秋冬シーズンに気軽に羽織れるジャケット」的なつかい方ができそうで、いかにも便利です。
【 Leh (レー) とは】
デザイナー:三上卓也
感性を磨き続けるため、あるいは現地でモノ作りをするため、デザイナーは1年のうち長い日々を海外ですごします。
彼らの洋服は、ときには国産の上質な生地をつかって、国内の優秀な縫製工場で仕立てられ、ときには海外の手紡ぎ手織りのクラフト生地をつかって、海外の職人の手縫いで生み出されます。
それはときにはモードの顔つきで、ときにはヴィンテージの顔つきで、まさにノージャンルかつボーダレス。
一個の労働者・職人として真摯な手仕事に取り組むという一貫した姿勢が、揺らがぬ大黒柱です。