*大きい画像をダブルクリックすると、左右にスライドして次の画像をご覧頂けます。
ブランド表記:Asymmetry Dolman Sleeve Jacket
素材:ウール90%・ナイロン10%、(裏地)コットン100%
サイズ:L
1, オススメポイント
あたたかく丈夫なメルトンウール生地をふんだんに使用。
ショールカラーでドロップショルダーの為、アームホールは無く、和を感じさせる。
カラーはワントーンと配色の2種。アシンメトリー に配置されており、ポケットも左右で違うデザイン。裾の丈もアシンメトリー になっている。
男女どちらが着ても活躍できるアウター。
(ブランド資料より)
このアイテムは、圧倒的に「着たときに一気に欲しくなったアウター」です。スタッフYに着てもらったときに「おおお!」と一気にテンションが上がりました。
そして、一度興味を持っていろいろ知ったり考えたりすればするほど、どんどんこのジャケットの魅力に気づかされます。
色展開は、Black MixとNavy Mixの2パターンです。
Black Mixはワントーンではあるのですが、ポケットや襟裏などでネイビーが、そしてボディの袖先の「ブラックの色味」が違います(袖先の方がより深い”漆黒”です)。
Navy Mixのとても穏やかなクレイジーパターンもまったく派手でなく、ステキに着られます。
私たちが最も魅力を感じたのはこのアイテムの独特な機能性と立ち位置で、着るととても分かりやすいのですが、ウールメルトン地の「ジャケットコート」のような雰囲気です。コートと呼ぶには雰囲気が軽すぎますし、ジャケットと呼ぶにはコート感が強くて。価格的にも高価すぎずに絶妙です。
ウールメルトン生地というと重くて分厚いイメージがありますが、このジャケットでつかわれている生地は、比較的軽くて厚みもそこそこです。(袖先をロールアップするのも容易です。) それなので、「秋冬シーズンに気軽に羽織れるジャケット」的なつかい方ができそうで、いかにも便利です。
ディテールについても、上記の色の切り替えの妙や、また襟裏や袖裏などに表地と同じメルトン生地をつかっていたり、見せ方も「巧み」かつ「ぜいたく」でその点でも強く惹かれます。
2, サイズ感と着心地
着用画像は、身長160cmのスタッフYが着ています。
サイジングについては、こちらもブランド自身が「男女どちらが着ても活躍できるアウター」と言うように、MサイズをYが着てちょうど良く、これより一つ上のLサイズとの2サイズ展開です。
例によって袖丈が少し長いですが、そのまま着ても指先は出るので、このあたりはお好みです。
袖丈を調整する場合は、袖裏が共生地なのでロールアップしても良いですし、詰めて着るのももちろん良いです。詰める場合は、袖の切り替え部分で上げるとバランスが崩れないと思います。
【 Leh (レー) とは】
デザイナー:三上卓也
感性を磨き続けるため、あるいは現地でモノ作りをするため、デザイナーは1年のうち長い日々を海外ですごします。
彼らの洋服は、ときには国産の上質な生地をつかって、国内の優秀な縫製工場で仕立てられ、ときには海外の手紡ぎ手織りのクラフト生地をつかって、海外の職人の手縫いで生み出されます。
それはときにはモードの顔つきで、ときにはヴィンテージの顔つきで、まさにノージャンルかつボーダレス。
一個の労働者・職人として真摯な手仕事に取り組むという一貫した姿勢が、揺らがぬ大黒柱です。